昔の心の痛み
おととい友人が書いたブログを読んだときの話し
そいつとは中・高と一緒だったんだが、もちろんその倒れた母親も知っている けどほんとたいしたことなくて良かった 遊びに行って、食卓でご飯をよばれたときでも、なんか照れくさくて、うまく話せなかったことを思い出す でもそんなことより、その母親に対して俺自身が今でも後悔してることがある その当時のことを思うと今でも心が痛い これはその友人にも言ったことはないと思うがこんなことだった それは、確か高校3年の時だったと思う 俺らは部活も一緒だし、帰る方角も一緒だからよく帰ってたんだ その日はなんの帰りだったか覚えてないがたまたまあいつに用事があったか、じゃあって分かれて帰ったんだ。まだ明るかったんじゃないかな けど家に着いてずいぶん経ってから もう外は暗くなってたと思うんだが そのおかあさんから俺宛に電話がかかってきた 「うちの○○ふみが自転車で転んだらしくて怪我して今、病院いってるんだけどなんか知ってる?」って内容だった気がする 俺は途中で分かれたことを言った 「どこらへんかねえ?」 俺はなんか変なこと聞くなあとは思ったが、学校の近くでと細かい場所まで教えたと思う その後は電話はかからなかったが、後でそいつに事情を聞いて心を痛めた そいつは俺と分かれてから、気がついたら、全身傷だらけで、病院に寝てたと言うんだ それもしばらくは全く意識がなかったという まさかそんな事がと思って怪我をする直前までは覚えてるだろうと、何度も原因を聞いたが、ほんとに覚えてないという そうかあのおふくろさんから電話があった時はまだ意識もなかったくらいで、すっごく心配してた頃なんだと後で気づいた それなのに俺ときたら、怪我としか聞いてないしさして心配もしてなかったから、詳しいことなんて言ってないし、場所くらいしか答えなかった気がする もっとおふくろさんの気持ちを考えたら、いろいろ思い出して話してあげるか、病院に行ってあげればよかったと今でもふと思い出すことがある あのおふくろさんが友達のとこに電話するなんて滅多にないことだったんじゃないかな 余程心配だったんだろう それにしては俺はやさしくなかったと今でも後悔する おふくろさんもあまり詳しいことを言うと、余計な心配をかけると思ったんだろう あの時の経験は、その後俺の中にはしっかりと残っていて、相手が何を言おうとしてるかを注意深く読み取ることを怠らないようにしてますわ。
by torausagi-indo
| 2006-04-27 15:40
| ささやかなコメント
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